極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

情報危機管理コンテスト

白浜の情報危機管理コンテストも自粛せず実施するそうです。
http://www.sccs-jp.org/contest2011/contest2011.html
http://www.sccs-jp.org/contest2011/touroku.html
毎年毎年、練り込まれたシナリオが学生たちを待ち構えているのですが、今年はどんなシナリオなのか楽しみです。

Amazon回避策

セキュメモにあったAmazon回避策のエントリもメモっておこう。
伝説の痩身エステ
良いサイトの情報まとめてくれてますね。
『アマゾンの代わりにここで買ってますサイト』として挙げられているのが、「HMV」、「http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top:title=e-hon]」、「ヨドバシ.com」、「NTT-X Store」というところですね。詳しい使い勝手とかは元エントリに書かれていますのでそちらで。あっしも使ったことあるけどどれもイイサイトだと思います。
HMVはあっしの好きな洋楽ジャズ系はAmazonよりもレアなアーティストのCDに当たる率が高いし、iTunesともポイント連携してますねー。2点買いセールとかもあるのでなかなかイイかも。

MySQLのプリペアドステートメント動作の確認

http://chok12ja.blogspot.com/2011/04/mysql-prepared-statement.html
エフセキュアブログさんのエイプリルフールネタと同じく、こちらも徳丸印のブクマつながりで目にした記事ですが、動的プレースホルダーと静的プレースホルダーの動作の違いをパケットキャプチャーして確認しているところが素敵だったのでメモっておきます。あと、何気にパスワードはpasswordネタとつながっているのが楽しいですね(笑)。

エイプリルフール記事の敗因

エフセキュアブログ : 巧妙なエイプリルフール (ネタばれ)
何が野暮ってジョークの解説ほど野暮なことは無いと思うけど、それをせざるをえなかったところに哀愁を感じますね(笑)。しかも、これは明らかに(笑)英文で読んだ方がピンと来るジョークだから、そのニュアンスを翻訳するのはとてつもなく困難だと思います。
で、元の英語の文章に出てくる「Obvious」という単語がキーだよという解説になっていますが、

まず、5段落目に "Obvious" という単語、しかもそれがハッカー組織だと書いており、最終段落には再び、"Obvious" という単語が登場しています。 "obviously more secure." つまり、邦訳だと「Obvious(明らか)に、よりセキュアだ。」ということになります。

むしろ「We are all Obvious! Don't Expect Us」という馬鹿っぽいメッセージの方が(笑)ジョーク的にはポイントなんじゃないかなって思いますね。このフレーズのObviousは大文字始まりだから組織名として提出されているけど、でもパッと見で読むと「私たちは皆、明白です! 私たちを予想しないでください。」(エキサイト翻訳による(笑))=あまりにもわかりやすすぎるから予想すら必要がない、ってなニュアンスにも取れるから、「確かに、passwordなんてパスワード、ハクろうとする人なら誰もが一番最初に試すわなあ(苦笑)。あれ、待てよでもこのObviousって組織名なのか?・・・このメッセージなんか馬鹿くさすぎるな、なんかおかしいぞ(笑)」ってな具合にここで少しピンとくるポイントが積み上がって、最後のオチの「obviously more secure.」につながる、ジョーク的にはそういう組み立てになってると思います。まあ、ジョークは割とひとそれぞれにツボが違うので、このあたりの感覚も一般化は難しいところなのでしょうけどね。
とりこぼしている風のジョークポイントとしては他に、

According to current statistics, 62% of affected users would not notice such a change as their password was already "password".

のalreadyについてるボールドあたりもありますが、日本語にできるかっていえばこれもとてつもなく難しそうです。あえて言えば、訳文の「現在の統計によれば、影響を受けたユーザの62パーセントは、パスワードが元々「password」であったことから、気が付いていない。」の中の『パスワードが元々「password」であったことから、』をボールドにして、もっとわかりやすくするなら最後に(苦笑)とかつけちゃうかな。それくらいやってもジョークポイントの伝わり方としては微妙でしょうね。
やはりこういうジョークは翻訳が難しいですね。
しかし、それよりも今回の敗因は、この作者は毎年毎年ブログエントリにジョークを出す人なんだ、という、書き手が無意識に?前提としている共通認識が、書き手が思っているよりも一般的ではなかった、ということだと思いますけどね(笑)。もっとあからさまな(笑)ジョークにして欲しかった、というのがこのエントリのメタなオチってところでしょうか。

放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」

今更だけどこのブログあたりではポイントしてなかったのでメモっておこうかな。
http://webronza.asahi.com/synodos/2011031800001.html
山田正紀のツイートをさかのぼっていたら言及されていたので。それにしてもSFイズムというそんなものあったことすら誰も知らない雑誌の山田正紀特集号を持っていたり、化石の城を持っていたりするくらい昔から愛読している作家のすべり気味のつぶやきギャグを読める時代が来るとはね(笑)。