極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

リアルインパクトの安田記念

勝てたことは嬉しいけど、落鉄してたなんてなあ。道理で直線ちょっと伸びが止まったような気がしたわけだ。右前脚の爪は弱いところなだけに大丈夫かどうかが心配。

いや、勝てるとは思ってましたよ(笑)。ってもちろん事前に思っていたのはまだまだ展開に注文がつくところが多いし、行くぞ!というときのスイッチを入れてから反応が0.5秒遅いのが、相手が強くて高いレベルのレースでは致命傷になるからなぁ、なんて思っていたのも事実なんですが。しかし、今回の戸崎騎手の乗り方を見て、そういえば新馬戦でもこういう勝ち方してたっけ、と思い出しました。スタートからじわっと出て好位につけるというのが勝ちパターンとなってくれると良いなあ。これまではパターンをどこか模索しているような感じになってしまっていたけれどね。
勝てば出てくるエピソードを読んでいると、競りで売れ残っていたのを拾われて・・・という話が出てきてましたね。というかこの馬は子供の時は毛並みもあんまり良くなくて見栄えがしなかったからか、キャロットの募集でも高評価(高価格)*1の割に売れ残っていて、われわれもちょい多忙だったので購入馬検討(笑)が遅れていたんだけど、こんな良さそうなのが残っているなら(血統的なところで懸念はあるけど)買っちゃえ、となったんですよねー。いやーマジ残り物に福があったというか、そうしたら新馬戦では圧勝、あと出るレースがぐんぐんグレードアップして重賞ばかりになってもちゃんと賞金稼いでくれ続けるし。この馬の前に買った馬たちの外れっぷりから考えると(笑)それだけでも大孝行息子なんですが、やはり人間欲が出てくるというか(笑)ここまで良いところに来るなら何とか勝って欲しいって思っていたんですよね。でもまさか、59年ぶり?GIになってからは初めてなんかな?古馬GIを3歳で制してしまうとはねえ。
確かに、アパパネが+8とか前走の反動とかで沈んでくれたとか、他の有力馬は出てこなかったとか良い条件は揃っていたけど、直線で落鉄して最後めちゃ追い詰められるし、さすがにこういうレースに出てくる馬はみな強いというかね。そんな中で良くもまあ勝ってくれたものです。この馬の勝ちパターンを見いだして(思い出させて)くれた戸崎騎手にも感謝だし、もちろん馬にも、調教師さんにも関係者にも感謝ですよ。よくぞ安田記念に使ってくれました(笑)*2

でもパドックで今回は一人引きだったし、体重-2というのは正直不安だったけど、いろいろ成長してきたんかなという期待も持てたので、今回はちょっと違うかなって思っていたのはほんとだよw。

*1:だいたい高い馬から売れていくんだけど(笑)

*2:右前の蹄が弱くて長距離は難しいかも、という判断があったようですが