というわけで某所ミクシのモーリさんとこでは次なる企画が進行中なのですが、お勧めに従ってそこに投げたネタを書いちゃおうっと。
まずはヒッチコック版。
電車に座っている電車男(正面)。 電車男のアップ(正面)。 横でエルメスがすでにオヤジにちょっかい出されているが、画面には映らず雰囲気と音と声だけ。 ぶるぶる震えてくる電車男。 ついに立ち上がりかけ、 走る電車を外から映す。 なぜかブラインドを下ろされたまま、夜の都会を疾走する電車の窓に、電車男とおやじがシルエットで映っている。 シルエットは何だか争っている気配。やがてオヤジが電車にナイフを突き立てて…… エルメスのアップ。 「キャーーーーーーーッ!!」 激しい弦楽の音楽唐突にイン。
次に寅さん版。
マドンナ吉永”エルメス”小百合にちょっかいを出すおやじたこ社長。 たこ社長「へへ、いいじゃねえか。中小企業の町工場のおやじにだって、 ちょっとくらい良いことがあったって」 小百合「やめてください!」 秋葉ヲタに扮した寅さんすっくと立ち上がり、 寅さん「おい、そこの嫌らしい中年男!いい加減にしなさい」 たこ社長「なんだとお?」 寅さん「娘さん嫌がってるじゃあありませんか。その手を離しなさい」 たこ社長「うるせえ!嫌らしいとは何だ嫌らしいとは。失礼じゃねえか」 寅さん「オタクが嫌らしいから嫌らしいって言ったまでだよ。 悔しかったらぼくのガンダムプラモデルコレクションに勝てるアイテムを持ってきなさい!」 なぜかそれでやりこめられてしまうたこ社長。 たこ社長「ち、畜生!おぼえてやがれ!」と立ち去る。 小百合「あの、助けていただいてありがとうございました」 寅さん「いや、ぼくヲタクなんですが、それでも困っている人は助けないと」(棒読み風に) 小百合「あの、お礼と言っては何ですが、わたしのガンダムコレクション、もらっていただけませんか?」 寅さん「いや、ぼくヲタクなんですが、そんなことしてもらったら悪いなあ」 小百合「ついでといってはおかしいですが、わたしももらっていただけませんか?」 寅さん「ぼ、ぼ、ぼくヲタクなんですが、そ、そんな、嬉しいこと、え、遠慮なく…」と小百合を抱きしめる。 そしてチューしようと口をとんがらせて小百合に顔を近づけていき… さくら「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」 寝ている寅さん「ぼ、ぼくヲタクなんですが、遠慮なく…むにゃむにゃむにゃ」 さくら「お兄ちゃん!いい加減に起きたら!」 その声にガバッと起きる寅さん。まだ事態が認識できていない。 寅さん「なんでぇ、夢か…」
映画版って特徴出しにくいんで難しいかも知れないなあ。