
600億から一転、100分の1ですか。1200億儲かってるんなら120億くらいあげればいいのにねえ。貢献度というものと、投資リスクというもののぶつかり合いという図式だけど、大局的に見ると会社は損するような気がするんだけどなあ。
あまりに会社が渋いままだと、儲かりそうな発明のアイディアを思いついたら、会社辞めて自分でやる、という流れが加速しそうな気がする。とはいえ、技術に秀でている人は営業も経営もできないのが常で、今のところは会社はそのアドバンテージがあるから強気に出ていられるけど、アメリカのように経営や営業それぞれのプロをベンチャービジネスへの投資家が連れてくるようになると、技術に秀でているだけでも大もうけできるようになるわけで。異業種に経営者としてスカウトされるような例が増えてきているし、早晩そうなってくるんだとしたら、会社のアドバンテージはそのうちそれほどアドバンテージではなくなってくるんだろうなあ。渋い会社は存在の危機ってことになりそうだねえ。