ちょっと旧聞ですが、
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/05/11/7549.html
によれば、4月だけで196件の相談があったみたいですね。
相談内容については、個人情報の「目的外利用」や本人の同意を取らないで第3者に提供しているという「同意のない提供」、不正な手段による個人情報の取得、個人情報の漏洩・紛失に関する相談が目立っていたという。
内容もかなりバラエティに富んでたり(笑)。そのことから見ると相談する人というのは、個人情報保護や法律についてちゃんと理解している感じがするので、そういう人たちがどんどんクレームをあげてくる動きがあることはいいことだよなあ。そうやって淘汰なりされていかないと、保護しているかしていないかで違いが出てこないしねえ。
みちのく銀行に初の勧告が出ていましたが、この分じゃ今後も勧告とか指導とか増えてきそうな気配ですねえ。
ってところで、勧告とか指導を受けた場合、もちろん会社としてはこっ恥ずかしいことなんだけど、ビジネスとしてはどういうインパクトがあるんでしょうかね?勧告されてしっかりニュースになった場合には評判上のインパクトがあるわけですが、それ以上に何かあるか?というのが見えにくい気がするなあ。業務停止とかならわかりやすいんだけどね。
まあでも、みちのく銀行のように二度目で、しかも全員分漏洩とかいうひどすぎな事例の場合は、いくらなんでももう取引しねーぞ、という客が増えそうな気がするけどねえ。