情報システムがこれだけいろんなところにふつーに在るようになってくると、それこそ「監督官庁」が必要だったりするんじゃねえのかなあ?
といいつつ、既存の縦割りのどこに位置づけるのか、内閣の今の会議との絡みはどうするのか、などなどの難題山積みという気はするんだけどねえ。もちろん監督官庁っていうのは、許認可権限があるから「監督」に効き目があるわけなので、「情報システム構築、使用権」とかいう権利、許認可とセットにしちゃうとかねえ。そういうのは利権化する危惧はあるんだけど、それでも設置したほうがよさげに見えたりするんだけど、どうなんだろ?
情報セキュリティってのはしょせん本業とイコールではないものなので、どうしてもオカネは無い、意識は上がらない、という宿命を背負ってしまうわけですよね。だとしたら許認可にでもして、権利喪失=商売停止くらいのプレッシャーが無いとちゃんとやらないんじゃないか、というあきらめ感があったりするんですよね。数度の漏洩を引き起こしたら市場淘汰される、という姿は、まだまだ望めない感じもするしなあ。