あちきは「はてな」はヘビーに利用してるのは日記くらいで、あとはアンテナ(これもようやく最近メンテし始めてるけど)くらい。だからヘビーユーザーとは言い難いんですが、またちょっと最近「はてな」について考えています。
もともと2003年あたりにあった個人情報云々あたりではてなと関わりができたんですが、コンサルとかするにあたってはユーザーが「はてな」というものにどんなことを望んでいるのか、ってなことをすごく意識しましたね。その「ユーザー」ってのもいろんな定義があるし、もっと言えばユーザーではない人もイメージや望みを持っていたりもするわけで。
あちきはユーザーとしては特殊なのかも知れないけど、大きな知的アーカイブとしての「はてな」より、便利なツールの提供者としてしか「はてな」を見てない感じですね。しかし、できれば「はてな」に入りたての頃のように、おもしろそうな日記やら情報源を散策したいとは思っています。でも時間が無い*1。せっかく「はてな」にはいろいろ埋まっているだろうにねえ。それをむざむざ利用できていない自分が居るわけですよ。
利用しようと思ったら、検索するか、キーワードをたどるか、人力検索するか、ってなことになるんでしょうけど、インタラクティブに人力検索ってのはまんどくさい(笑)。となると検索、キーワードをとっかかりにってことになるんですけど、こういう方法って当然ながら、あてもなく散策して「うわっ、おもしれー」ってのに当たるのとは違いますよね。一時おとなり日記にそういう期待もありましたが、あちきがおもしれーって思うのはジャンルミックスな感じなので、カテゴリー、ジャンルというのがあらかじめ狭まっていると結局実際的にその意見やら知見やらを検証するモードになってしまうので、あまり刺激にならないんすよね。というか、ジャンルやカテゴリーの内側の情報源ってみんなアンテナにしちゃってるわけで、当然それ以上に発見は無いすよね。
もっと例えば、あちきがバイナリ解析おもしろそー、その手のおもしろそーなネタは無いかなあ?となったら、暗号解析手法関連の情報に導いてくれるとか、いやもっと拡げると例えば、次のIT関連パラダイムは何かなあ?となったら、ユーザーインタフェース研究関連の情報へのポインタを示すとか、言ってみればクァンタム・リープ的なシフトの手助けが欲しいんだよなー。
そういうのは無理かな(笑)?
*1:ってまあ言い訳でもあるけどね(笑)。