これは酷い。
音楽配信メモ オリコンが自分たちに都合の悪い記事を書いたジャーナリストを潰すべく高額訴訟を起こす
しかし、ビッグビジネスである以上、損害賠償請求は多額にならざるを得ないだろうし、5000万円ていう金額自体はビジネスモデルから言えばそんなに大きなものではないと思えますね。
問題なのは、その「大きな金額ではない」という理屈を個人に押しつけようとしているところかなあ。仮に裁判になって原告が勝ったとしても、5000万円なんて額が認められるのかどうかってまたイロイロあると思うんだけど、知らない人は5000万とか聞くとそれにビビって書かなくなる。
ネタがここに触れられている武富士事件（http://www.kinyobi.co.jp/takefuji）のように深刻であるかというと、ちょっと微妙なんですけどね（笑）。チャート操作されてるにしろ何にしろ、音楽って聞き手の問題が大きいからなあ。仕組まれたものであれ売れているのを聞いて、楽しめたら購買者としては満足を得た、ということになるんじゃないかな。
でもまあ、圧殺成功の前例を作ることは、それ以上におかしなことを犯したときに、同じように圧殺されてしまうことに繋がるわけなので、やはりここでは「これは酷い」というのが適切な反応なんだろなあ。
…というわけで、「これは酷い」なのでしたｗ。
