極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

キャンプの楽しさ

今年は花火も見ることができたんだよね・・・ってそれか(笑)!
これまでにもすでにいろいろなところで語られているけど、キャンプの楽しさってお祭りの楽しさに似てますね。行事そのものにものすごく真剣であるところも似てるかなあ。
残念ながら物理的な時間にはものすごく制約があるので、講師としては語りたいことのおそらく10分の1くらいしか語れないんですよ。そのギリギリのせめぎ合いの中で、一番「これだ」というべきエッセンスを凝縮してぶつけるのがキャンプのネタなんですよね。例えばあちきの「ログの話」とかでは、ある材料を示して解析・推理・調査してもらって、何が行われたのかを突き止めてね、というお題をやってもろたんだけど、各ステップの中に潜むミスリードや論証の危うさと確実さ、改ざんの可能性などを有る意味すっ飛ばして、正解まで無理矢理到達してもらった、という感じなんですよね。あちきのネタに限らず、すべての講師の方々がそれぞれに与えられた時間枠の中で何とかネタを演ろうとすると、どうしてもそういう具合にならざるを得ないんですよ。
だから逆に言えば、キャンプで演じられたネタと、その資料はエッセンスにしか過ぎないんだよね。講師陣の腕のおかげで、エッセンスでも十分楽しいんだけど、その先に足を踏み入れるかどうかはキャンパー自身に委ねられているわけです。それがこのあとどう転ぶか。ある種の賭けみたいなものだけど、どこかの勉強会で会ったときにどかーんと来たり、1年後チューターでがつーんと来たり、その成長っぷりを見せていただけるととても嬉しいものです。まーちょっとスパンが長いけど、そこがキャンプの最大の楽しみかなあ。