極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ファイアウォール

ファイアーウォール 上 (創元推理文庫)

ファイアーウォール 上 (創元推理文庫)

ファイアーウォール 下 (創元推理文庫)

ファイアーウォール 下 (創元推理文庫)

そういえばファイアウォールという映画あったよねー。ハリソン・フォードがセキュリティ技術者で妻子を人質に脅されて新井さんがパンフに文章書いたヤツ。
ファイヤーウォール 特別版 [DVD]

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それとは違う、ケネス・ブラナーのドラマ*1にもなってる刑事ヴァランダーのミステリーシリーズの第八作が「ファイアウォール」っていう題で、主にTIPちゃん向けに後半ハッカーが出てくるよ的な小説であるわけです。それが創元推理文庫から新刊で出てて買ったんですが、後書きから読むあっしがさっきつらつら読んでいたら、

このあとがきを書いている八月のある日、日本の新聞で『善玉ハッカー養成せよ』という記事を読んだ。「人手不足の日本、頼みは若者の頭脳」とある。国や企業の情報を盗んだり麻痺させたりするサイバー攻撃に対抗し、これらの侵入を防ぐ<ホワイト(善玉)ハッカー>が日本では極端に少ないため、官民挙げての人材育成に取り組むという記事だ。中高生、大学生が対象で、サイバー攻撃時代に絶対に必要な人材だとある。(後略)

うしろは略したけど、文庫の1ページ弱くらいキャンプなどに関わる話題が出てきてるなぁ。国がそういう人材を育成するってどうなの?的な疑義も呈されているけど、こういうところにまでキャンプが出てくるようになったのか、と感慨にふけってしまいましたよ。新聞とかテレビとか、そういうメディアの力ってやはり大きいよなぁ。

*1:WOWOWで前見たけどね