国立研究開発機構情報通信研究機構(NICT)でパートタイマーだけど仕事し始めて10ヶ月。セキュリティ人災育成研究センターって組織でCYDER演習の企画運用とかの仕事してましたが、実はその裏でめっさいろいろ新企画推し進めてました。んで4月1日から組織も「ナショナルサイバートレーニングセンター」と変わり、新規事業SecHack365というのを今年度から展開することになりました。以下概要。
セキュリティの未来を生み出すU-25ハッカソン「セックハック365」| SecHack365
プログラム概要
SecHack365 は高度な技術力を持つセキュリティ研究者や開発者を育成することで、我が国のセキュリティ技術力、産業競争力を高めることを目的としています。
世界のサイバーセキュリティ市場における我が国のセキュリティ・ベンダーの存在感は、決して大きいものではなく、ブラックボックス化した海外製品を利用することが多いのが現状です。多様化・悪質化するサイバー攻撃に対抗し、私たちが自らの手で自らの社会の安全を守っていくため、単に既製品を「運用」するだけでなく、自ら新たな製品等を「開発」していくことができる人材を育成していく必要があります。
情報通信研究機構(NICT)ナショナルサイバートレーニングセンターは、未来のサイバーセキュリティ研究者・起業家の創出に向けて、若手のICT人材を対象にセキュリティの技術開発を本格的に指導する新規プログラム「SecHack365」を平成29年度から開講します。
これまでセキュリティ・キャンプやSECCONというイベントでいろいろ仕掛けてましたが、またちょっと違うテイストのイベント、事業ってことになります。セキュリティのサービスって世の中に出てるモノはまだまだ練られてないものも多いし、どうかするとユーザーに一手間二手間あるいはそれ以上を強いてしまう、海外から持ち込まれて中身にタッチできないで使うのが辛いものとかけっこうあったと思うんですが、そういうサービス、事業としての洗練だけでなく、根本的に「あーこれ欲しかったんだよねー」的なアイディアを具現化したいなーと思っていたりします。
コード書ける人に沢山来て欲しいなー。でもコード書けなかったとしても、セキュリティの現状を見てそこにこんなアイディアがあるんだけど参入したいってな人にも来て欲しいっす。発想法トレーニングとかもやるんで、いろんな発想、しかも突飛なヤツを持ってる人来て欲しいっす。おなしゃす。