極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

オリンピックも結果がすべてなの?

ヨユーねえよとか言いつつ(爆笑)。*1
なんか、内容が良かったとか、そういうことは問題ではなくて、結果がすべて、勝てなかったのが悪い、という意見を見たんだけど、この年代の大会は結果だけでなくプロセスも重要ですよね。特に日本にとっては、なかなか本気モードのアジア以外の国とは当たれないわけで*2、そういうプロセス、データ取得、分析の良い機会でもあると思います。例えば、

  • やっぱクロスボールにはもっと対処できるようにならないと。それにはJリーグからそういうクロスボールが欲しいところだなあ
  • ここまで2試合を見て、欧州のサッカー、南米のサッカーを見慣れた目から見ると、「ここだ」というタイミングでシュートをしている、あるいはその前段階として「ここだ」というタイミングを演出できている、のは、前線では田中達也くらいだったような気がするなあ。
  • 大久保は結果も出したし良かったと思うけど、あれだけ動いたら緩急が難しいんじゃないのかな?→日本のフォワードは前線のプレスへの貢献は大きいんだけど、もしかしたら動きすぎじゃないのかなあ?
  • どうしてヘディングを叩きつけられないんだろう?前にどこかの雑誌にあったけど、日本の選手は腹筋背筋がまだ弱いので、前傾姿勢を保てないからシュートを浮かせてしまう、と聞いたことがあるっす。それと同じ原因かなあ?

などというネタをゲットできるわけですよね。それをA代表にフィードバック、日本サッカー界にフィードバックするという大きな役目もあると思います。でも惜しむらくは、イタリアはすでに欧州じゃ主流派じゃないんだよね(苦笑)。
今欧州で主流になっているのは、日本戦後半のようにリードを守るべくラインを下げ気味で最終ラインに人を集め、守備センスと当たりの強さ、ずるがしこさで守りきろうとするイタリアをすり潰してしまう攻撃力なんだよねー。端的に言えば「ネスタが居ても下がったら守りきれない」というのがキーワードかな。2年前は暑さと審判(笑)に助けられはしたものの、韓国代表はその攻撃力を手に入れていましたよね。今は違うけど。
その、今と違う2年前のヒディングが居た韓国がすり潰した方法論がそのまま日本に使えるのか?という視点をも持ちながら分析して、ドイツで生かして*3ほしいですねえ。
次はアフリカのデータ取得ですね(笑)。

*1:あ、でもこれは書き溜めておいたものなので

*2:今回イタリアが本気モードだったので幸いでした

*3:その前に予選があるけどさ