極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

坂村さんネタ

道端@オーストラリア

ただのにっきさん経由ですが、ダイヤモンドの記事はやっぱ記者の記事だったようですね(苦笑)。公開書簡を書かれた八田さんが自らミスリードを認められています。関連:http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/10/07/22.html
今八田さんは記事を記名で書いた深澤献記者から談話を取ろうとされているそうで、「ご冗談でしょう、八田真行さん」は状況が変化すると書き換わる可能性があるそうです。要チェキ(笑)。
追記:取材した結果が載せられていますね。やっぱり「」の中以外は記者の記事だったみたいです。明らかに間違っているGPL云々のところは訂正するとか。ただ、その他の「Linuxは共通の敵」という推測に至った論拠として、テープ起こしまで含めて検討しているそうですね。
しかし、記事の文章からライセンス云々の話を抜きにして、Linuxは共通の敵だ、ということならば、それはただ単に商売敵というかライバル、という意味での敵というニュアンスであり、記事の最初のバージョンから受けるインパクトとはかなり違った印象になりますねえ(笑)。
なんか最近、「半可通」ってキイワードかなあ(笑)?
コンピュータとネットワークにまつわるモノがこれだけ日常的になってくると、いろんな媒体がいわゆる技術的な知識や情報を踏まえて報道することが多くなりますねえ。となると中には生齧りの知識をベースに記事とか書いちゃう人も出てくるわけで*1、そういう方々にもちゃんと報道していただけるように、業界インサイダーもわけのわからない横文字だらけの物言いだけでなく、もっとわかりやすい言葉でわかりやすく喋るようにしてかないとあかんですなあ。みんながみんな毎日の太田さんのようにがしがし勉強してくれるとは限らないですしね。

*1:今回のケースがほんとうにそうなのかどうか、まだわかりませんが。もし直接インタビューをしたものがベースで書かれているものなら、坂村さんの物言いに慣れていなかった、などのバイアスも考えられますけどね。単に記者会見でのやりとりだけをベースに記事を書いたのだとしたら、この記者はちょっとナニかなあ、と思いますが