極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

優秀な人材に見向きもされない日本企業

あちきが行ってたころから状況はあまり変わっていない・・・どころか、だんだん悪化してますねえ>日本企業に対する中国人の評価。
でもその当時から思っていたんですけど、会社も能力評価バリバリで給料を差つけるように変革し、個人側もそれに対応できるようにバリバリ勉強してスキルや資格を身につける・・・っていうモデルって、まあいわゆるグローバル化?っていうものなのかも知れませんが、これってなんとなくバブリーな感じするんですけどねえ(笑)?
だって、この論法で行けば、みんなでレアルマドリッドを目指すことになるんですよ(笑)?そのレアルとバブリーなことでは引けをとらないACミランだって、はるかに予算規模が少ないボカにまんまとしてやられちゃうじゃないですかねえ。
ビジネスバブルはもう止めて、適正な予算規模とそれに応じたスタッフのチームワークとスキルで戦う、そういうモデルが良いような気がするんだけどなあ。甘すぎかなあ?
・・・まあ、そういうモデルから言えば、中国人スタッフを現地で雇用する、というのは、苦労が絶えるわけがありません(苦笑)。だってかれらは、われわれ日本人のようにのほほんとした社会で育ってきてませんしねえ。日本にも一時受験戦争とかいう言葉もありましたが、かれらの「受験戦争」なんてわれわれの比じゃないですよ。秀才中の秀才しか大学に行かれない、そんなイメージですからねえ。その人たちをつなぎとめておこうというとき、とことんバブリーな感じに慣れているアメリカ企業などに伍していくのはたいへんだと思います。雇用する側に課せられるさまざまな条件もヒソカに厳しい国ですしね。
一見すると高そうな日本人と、じっくり付き合っていくという方法論もアリだと思うんだけどなあ。