極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

日本道路公団すげえぜ

ちょい前にNHKスペシャル?で日本道路公団の話をやってました。40兆円もの借金をこしらえておきながら、歴代経営者(総裁)はのほほんと他人事モード(お一人?は「責任は重いと思っています」とか言われてましたけどねえ)。そもそも何でそんなに借金作ったのかといえば、開通後巨大赤字必至の道路をさんざっぱらこしらえ続けたとか、それに加えて用地買収とかでも相場を無視した大盤振る舞いし続けたとか、血税をよくもまあそれだけ無駄に使ってくれたもんだ、という話がレポートされてましたねえ。宮崎の3km有料道路のことが取り上げられてましたが、真横を国道が通っていてだれも使わないので、それ一本ですでに15億?だっけの赤字だとか。あれ?150億だっけ(笑)?
そもそもなぜそんな道路をこしらえたのかと言えば、地元の人が強く要望したから、というのが大きいみたいですね。もちろん公団の人たちの側にも、全国ぐるりと高速網みたいな思惑があったようですけど。で、宮崎の場合は公団の中に居た人が市長?になって、道路作るぞーということで陳情しまくった結果作ったとかいうことでした。
そこで再認識したんですが、やっぱ国とかに何かをさせるためには、陳情なり議員経由なりで働きかけをしないとならない、ってことですね。直接的には投票とかですね。そういう声が大きい人の言うことを聞いてきたからこういうことになっとるわけで。一票の重さも軽んじられたままだしねえ。
幸いなことに今はインターネットというツールがあるわけですし、ネットに繋がっている議員さんとかも増え続けています。だから誰に何を言うべきなのかさえわかれば、意見を直接的に言うことすらできるわけですよね。もっとそういうツールを利用して、「もう道路は要らねーので、むしろ光ファイバーの網をくれー」とか言っていかないとあかんですねえ。