極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

出版ってどうよ?

去年のメモBoFのネタにあった「もっと本を!」という話って、その後どうなっているのかなあ?やっぱ出版はますます冬っぽくなっているとか?去年よりはベストセラーが出ているのでその分だけ総体的には売れてるんだけど、ベストセラー以外のところは順調に落ちてるとかってのをちょい前に読んだ気がするんだけどなあ。
でも、なんか自分の気分的な問題だけなのかも知れませんが(マテコラ)、去年末あたりよりは「あれも読みたいなー、あ、これもこれもー」みたいな本が増えたような気がするんだけど。いや、きっとそれは気のせいなんだろうな(笑)。セキュリティというカテゴリーに限って言えば、着実に近所の行きつけ本屋からは姿を消しつつあるようだしね。
でも、セキュリティ、という特定のテーマではなくて、もともとあるテーマの中にセキュリティって拡散してきたような気もするなあ。特に業界コンシャスでも無いところで話を聞くと、セキュリティのベースは押さえているなあ、という印象を持つことが増えている感じだし。
おそらく意識やら知識やらは、例えば2年前よりは浸透してきているんだろうけど、それでも状況が良くならないのって、予算が無い、というのが大きいんじゃないかなあ。
その一方で、今は亡き高木先生日記(移転準備中?)でさんざっぱら指摘されていたように、カナーリしょぼーんな実装も目立つようになってきてまさぁね。それはきっと1年前に比べてWebだナンだのサービスがけっこー増えてるからなんだろうねえ。
だからきっと、「まっとうな管理者(特にセキュリティコンシャス、というわけでもなく、淡々と自分の任務を全うできる方々)」というのと、「ど素人」の二極化が始まりつつあるような気がするなあ。もちろん、「ど素人」が赤丸急上昇中ってことで(笑)。
ってことはですよ、「ど素人」を何とかしなきゃってことなのかな?視点を変えると、そんな「ど素人」ってマーケットなのかいなあ?