極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

漫画を考える

http://d.hatena.ne.jp/mohri/20050107/trainmanもーりさんとこのネタを考えながら思ったんだけど、漫画勉強不足だなあってのとは別に、「電車男」ってすごく漫画による表現にはそぐわないっていうか難しいっていうか。漫画では2chそのものの殺伐とした雰囲気や、毒男板の痛さ自虐性みたいなのを出すのが難しいっていうか。でもそういう前提が無いと、あの甘い物語は胸に迫らないっていうか。殺伐っぽいから「おれにはともだちがいる」とか言ったら泣けるわけで。
まあそもそもコンピュータ系のことを漫画にしようとすると難しいと思うんだけどねえ。それはセキュスタをどうやって演出すればいいのか、という永遠のテーマとも共通するんだけど、何の説明も無いと見てて面白くないわけで。映画やドラマでコンピュータ操作してるときは、必ずといっていいほど「説明」*1が入るんだけど、見せ方が他に無いからだったりするんだよね。
この素材、ヴィジュアル系に乗せるのは難しいんだなあ。何かイイ演出方法無いかなあ。
ちなみに、もーりさんとこのネタには出てないけど、あちきが一番読んでみたいのは荒木比呂彦版電車男(笑)。登場人物はみんなJoJo系ポーズ、ネラーがスタンドになって出てきてスタンドと電車男が「めしどこかたのむ(ズッギャアーーーーン!!)」とかやり取りしちゃうの。読みてー。

*1:セリフとかでも「説明」してるよね