極楽せきゅあブログ

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フィッシング話

パリシリーズ

フィッシング詐欺:悪質化する手口 日本は水際で止められるかによれば、

キャシディ事務局長は「フィッシングはいくつかの手法で行われ、さまざまな技術や多くの人を利用しているため、特効薬はない」と話す。

ということだけど、今のところは技術や知識のレベルが被害を受ける側に比べて詐欺る側の方がはるかに高い状況なので、この状況が続く限りなかなか無くならないだろうなあ。というより、一定の割合の初心者、何も知らない人っていうのはずっと存在し続けるわけだから、仕組みや仕掛けなどの助けを借りてであっても道路を渡るときは右を見て左を見て、みたいなことを体で覚えた世代が世の中に出てきてからようやく減っていくような気がするなあ。子供のときから子供にわかりやすい形でリスク回避の手段を教えていかないとなあ。
もちろん、技術的知識だけでなく特集WORLD:振り込め詐欺 めっちゃ少ない大阪のようなコミュニケーションについても覚えさせておきたいところだよなあ。技術的な知識はときどきによって変わるけど、自分のフトコロにあるオカネを取りたいと思ってコンタクトしてくる相手を見極める目とか感覚ってのは、変わらないだろうし。
技術的な側面ではむしろ、フィッシングに悪用されやすいような作り方すな!というのがいいと思うなあ。高木さんが渾身のレポートしてくださってるように、フレーム使いまくってたり証明書管理がずさんだったり、外注でお任せぶん投げだったりってとこが多くて、そういうところでもオカネを扱うようになってるからねえ。