極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ACミラン対リバプール

昼下がり

開始1分でピルロのセットプレーからマルディーニ右足のゴールでミラン先制。漫然とゴール前に意識が行ってしまっていたリバプールの隙をついた狡猾さが光った。
ルイス・ガルシアの大チャンスからカウンターで追加点。カカーからシェフチェンコ、そしてクレスポと素晴らしいタイミング、そしてアジャストでのゴールだった。
そしてミランは堅い!イタリアのスーパー律儀なディフェンスが、最後の最後までひとつでも多くプレッシャーをかける。
まだ動揺が抜け切れていない、流れを引き戻したいリバプールをカカーのスルーパスが切り裂き、クレスポが1対1を決めて3-0。ここまでは全くミランの注文通りになっているなあ。
前半終了。
後半開始。
リバプールはハマンを入れてきた。攻撃的志向を強めてきたなあ。最初からハマンを、というればたらもあるが、やはりキューウェルの負傷が僅差のゲームでは痛い誤算か。しかし、サッカーはこのまま終わらない。終わるわけがない。
リバプールはまだ流れをつかめない。ミスが出てるなあ。
しかしやはりジェラードが来た!ミランは横の揺さぶりに弱い。そこを突いた形で、ジェラードのヘッドが炸裂。3-1になった。
うぉ。スミチェルのすさまじいミドルが突き刺さった。やはり横から揺さぶってシュート。これで3-2になった!いやおもしろくなってきたぞ。
ミッドフィールドはむしろリバプールが押してるなあ。ミランは手を打たないと、完全に流れがリバプールに行っている。
アラベスリバプールUEFAカップ決勝のようなしばき合いになりそうな予感がするなあ。
来た!リバプールの圧力を止めきれない。ジェラードをガットゥーゾが引っかけて倒してPK。
一回止めたヂダ!そのこぼれをシャビ・アロンソが蹴りこんでついに同点!
ミランは最終ラインの前のスペースを埋められないなあ。しかし、このあとがポイントだな。ここでどちらが本当の流れをつかめるかだなあ。今は五分。
パワーバランスは拮抗しているけど、ややリバプールの勢いが優っているか。
ピルロの展開力が封じられているけど、一瞬カカーに出るとクレスポシェフチェンコと決定機を掴む。しかし、ミランはジェラードを捉えきれない。
しばらく静かになっていたけど、そろそろ動きそうな気配が漂ってきた。それぞれにあと一歩というチャンスが生まれる。
リバプールはシセ投入。これでラスト・チェンジ。ミラントマソンを入れそうだ。インザーギのほうが良くないかなあ?>ミラン
ミランセルジーニョも入れそうだ。
しかしリバプールサポすげえ元気(笑)。
ミランは2点決めたクレスポトマソンに代え、セードルフセルジーニョを交代。
微妙に拮抗したまま、ついに延長に突入した。
PK戦、デュデュクの攪乱にまんまとしてやられたミランを破って、リバプールが優勝だ。なんかしびれたなあ。