極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ドイツ鉄道


もう乗らないけどドイツ鉄道。ってかコイツにゃ一試合損させられたわけなんですが、あまり遅れないしほぼ時刻通りに発車するし、けっこう計算できますね。
あちきは基本的にジャーマンレイルパスの2等4Days*1ってのを買ってたんですが、期間ではなく4日、自由に設定できるヤツで、その日は特急とかも含めて鉄道乗り放題なんですよね。これかなり強力です。日本的な感覚だと2等じゃーなあ、ってのあるかも知れませんが、なにしろヨーロッパ、特にドイツあたりはみんなデカイ人ばかりなので、2等でもかなり余裕で座れます。足組めるし。
このパスって使うのも面倒なことは全然無くて、何も記入せずに買ったままのまっさらな状態で最初の一回だけ駅の窓口、もしくはサービスカウンターとか、駅員に直に渡してパスポートを提示してヴァリデーションしてもらうだけで使い始めることができます。
ヴァリデーションしてもらったら、あとは自分で書名と使う日付を記入しておけばおっけーみたいですね。途中検札(朝一の電車とか)に来ることもあるので、そのときにこれ渡せば日付をスタンプしてくれます。自分で書いてもどっちでもおっけーみたいですね。ちなみに使う日付は連続している必要は無くて、とびとびで4日使ってもおっけーです。
特急とかに乗る場合はこれに加えてリザベーションした方が良いようですね。ワールドカップ期間中はある意味緊急事態wなので、空いてる席に座ってればいいよん、とかかなり融通が利きますけど、主要都市を目指す場合など混む電車に乗る場合は予約した方が良さそうです。予約は3ユーロかかりますね。予約はたいてい室内に予約カウンターがあるので、そこで予約します。
で、予約するには時刻表とか見て乗る電車確かめる必要があるのですが、これがけっこう厄介ですね。もちろん、「フランクフルト行きたいんだけど、次の特急は?」と聞いてもおっけーですけど、次の試合に間に合わせたい(苦笑)とかいう場合には列車指定が必要な場合もあるでしょう。そういうときは駅のそこかしこに貼ってある黄色い紙、もしくは白い紙(これ臨時列車系みたいですね)の時刻表で確かめます。これに書いてある内容にはいまいち法則性が無くて良くわからないんですが(たぶん路線とかそういう単位だと思いますけどねえ)、一種類だけではなく何種類もあって、しかも自分が乗る列車が(臨時便も含めて)書いてないこともあったりするので(苦笑)、ちょっと厄介です。でも、ここには、主要停車駅と到着の番線が書いてあるので、いずれにしても読めるようになっておいた方が良いでしょうね。
予約すると一列車ごとに何号車何番座席って書いたのをくれます。

  • Zug 1022 ICE Wagen 21 Sitzplatz 12
  • 1 Fenster

とか書いてあるんですが、これはICE1022っていう列車の21号車、座席は12番て意味ですね。Wagenはクルマ、SitzplatzってSitとPlaceって感じすね。Fensterってのは人数みたいで、二人分予約するとここが2になって座席も二つになるみたいです。
21号車ってのは実は1号車と同じようなもので、法則性はわかんないんですが1号車と呼称するときもあれば、21号車になることもあったり、あるいはいきなり31号車になることもあります。それはどこに停車するのかってのを確かめるには、到着する番線のホームに行って時刻と列車番号、それに列車の編成が書いてある紙をチェックします。ホームにはAとかBとかっていう停車位置の目安の標識があるんですが、この紙はそのAとかBとかいう位置と、編成とを照らし合わせることもできるようになってます。

列車にもいろいろ種類があるようで、REってのはローカルの各駅みたいで、ICってのが急行?ICEってのが新幹線特急みたいなイメージらしいですね。ICEは260kmとか出てすんげー速いっす。夜行のときは少しスピードゆっくりめで走るみたいですけどね。
遅れて一試合損させやがったことは許し難いんですが(しかも良い試合だったんだよなあ(痛恨))、まあでも総じてドイツ鉄道の旅は快適でおもしろかったですね。駅には改札口みたいなものも全然無くてもういきなりショッピングセンターとか外に繋がってて、午後の列車とか検札にも来ないので、悪くすればまったくキセルし放題ではあるんですが、そんなことやってる人は居ないっぽかったですね。駅の中にも自転車とかペットの犬とか平気でうろうろしてましたし(自転車のまま乗り込める列車もありました)、日本の駅とはかなりカルチャーが違う感じでもありました。

*1:10日まであるらしいすね