考えてみれば、あっしはずっと中田を追いかけていたような気がするなあ。
アトランタのあたりは上海住まいだったので、どうにも行きようが無かったけど、その後97年のフランス最終予選、第三代表決定戦、フランスで三試合、さらにはシドニーオリンピックで三試合、そして日韓ではトルコ戦、今回ドイツではまた三試合。アテネは行かなかった。おそらくそこに中田が居たからかなあ。中田が居ると期待させるし。
しかし、ここ数年の中田は、チームでも代表でも難しい役割を負わされて、自分がやりたいように振る舞えなかったのではないかなあ。それでもできてしまうのが中田なのだけど、本来持っている資質や特長を封印してしまう部分もあったのかもしれないですね。その状況ではもうできない、と思ったのかもなあ。
しかし、オシムが監督になるのなら、そのサッカーでこそ中田は生きるのだと強く思えるだけに、最後にそこで思いっきりサッカーをして欲しかっただけに、惜しくてたまりません。
