極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

異常検知

IT・デジタルニュース|RBB TODAY
すげー。異常検知したんだー。

ガンホーはゲームデータの監視業務を実施している過程において、ゲーム内仮想通貨の異常値を検出。社内調査の結果、当該元職員による不正行為を2006年3月24日に確認し、当該職員に対して自宅待機を命じるとともに、社内調査を開始した。

仮想通貨の異常値ってどうやって検出すんのかなー?単位時間当たりの稼いだ通貨量(=ゲトしたアイテムの価値総量)が異常だったとかってーのかなあ。ゲームのパターンがわからないけど、参加者が稼ぐカネって増える一方なのだとしたら、全体流通量とかではわからなそうだしね。能力値や経験値などに稼ぐ金額が比例しているってなよくあるパターンなのだとすると、単位時間当たりの稼いだ通貨量をさらに能力値等で割った場合の比率が異常だったら「なにコイツ、ありえないほど稼いでるじゃん」ってなことになるのかな。このゲームを知らないので想像だけど。
今朝の日経で読んだら、この手のゲーム市場って850億円くらいの規模なんですねー。RMT市場は150億くらいだとか。すごいんだなあ。
あと、ガンホーって2005年にも二回不正アクセスされてんですね。ダメダメですな(苦笑)。
ってかゲームのキャラが居るなら、その人が抱えるブツと通貨の総量(金銭換算)が急に増えたかどうか、ってのを見ればいいのかなあ。でもまーすべてのトラフィック解析において共通することだけど、この「急に」っていうのが難しいんだけどねえ。それに、RMTしたらゲーム世界の中での価値総量は減るので、うまーく徐々に徐々にトレードされたら「急に」という観点だけでは特定しづらくなっちゃいますねえ。
やはりトラフィックそのものを記録しておく必要がありそうですね。