極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

入れ替え戦

いやぁ、毎年入れ替え戦って楽しみなんだけどね。当事者には悪いけど、これほどせっぱ詰まったものを背負った試合もなかなか無いので。やっぱ人間こういう場面になると、普段にないような力を発揮するし、しびれるようなプレイが出てくるもんなあ。
冷静に分析すると、三浦淳宏を擁する神戸がセットプレーを武器にできるぶん有利かなあ。どうがんばってもセットプレーをすべて回避するわけにいかないからねー。さらに言えば福岡は得点力が無いのが痛いかなあ。
しかし、そういうものだけでは計れないのが入れ替え戦だとは思うけどね。サッカーはそれでなくても不確定要素が多いスポーツだし、守りきって乾坤一擲という勝ち方もできるからなー。
いずれにしてもこの試合をライブで観られないあちきって(笑)。飛行機の上じゃどうがんばってもなぁ。中継してほしいけどねー。
……というわけで結局ぜんぜん見られなかったわけだけど、神戸が昇格ですか。福岡も「落ちない」神話とかあったんだけどねえ。まあでも、こういう繰り返しが、結局地域ごとの「マイチーム」を鋭く作っていくんだろうなあ、とか野次馬的に感慨を抱きます。この因縁、この大河ドラマがね。
実情をリサーチしたわけではないのでほんと感覚的でなんら裏付けはなく言っちゃうと、韓国はサッカーチームのシンボルが地域ではなくて企業なので、おそらくこういう盛り上がりはあまりなさげな気がする。違うかなあ?
まあ、そういうエクステンドな検討はともかく、松田「監督」のこの談話はいろいろなことを考えさせられるなあ。
http://www.jsgoal.jp/news/00041000/00041978.html

Q:古巣を降格させてしまったことに対して。

「神戸が勝つことに全力を注ぎました。ただ、分析などをする中で、試合中にもですが、瞬間瞬間で正直辛い気持ちになることもありました。ほとんどの選手が自分が福岡にいた3年半一緒にやってきた選手でしたし、本当に辛苦を共にしてきた選手を破らないといけないということは、人間ですから感情を抑え切れないことがあったことは確かです」

プロならそういうこともある、と言えばそれまでだけど、でもなあ。ここまでの因縁を演出しなくてもいいのにね>サッカーの神様