極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

日本 2-0 ペルー

監督がオシムになってからの代表は、実に含蓄があっておもしろい。後半、どちらのチームもこれで試合を終えよう、というペースになったとき、文字通り活きの良い若手を入れてさらに試合を動かしてみたりするところなんか、満足していないポイントがすごく良くわかったし、伝わった。観客に伝わると言うことは、選手にも伝わるということだよね。
中村俊輔が居たときは、みんなで中村を探しすぎていた気がしたなあ。前に行ってもおもしろいのに、と思える配置でも、下げて中村に預けて個人的な打開力に頼るというかねー。もっと機動的に崩そうとする試みをして欲しかったかなあ。それこそ高原のように、チャレンジする心を見せればいいのに、とか思った。それは何も単独でドリブル勝負をしろ、とだけ言ってるのではないけどね。でも、回して回して、そしてこのパスが通れば!というところでミスが多かったので、ちょっと消極的なマインドになったのかなあ。それはペルーも同じだったけどね(笑)。南米らしく無いっていうか、ずるいほど上手い、みたいなところも出せていなかったし、日本と同じようにこのパスが通れば!でミスってたからなあ。これまで南米から来たチームは、ああいうパスをまずミスしなかったんだけど、さすがに今まさにチームを立ち上げたばかり>ペルーなので、コンビネーションもまだまだだったのかもなあ。
でもまあ、課題は見えたけどおもしろい試合だったよ。それにしても中村俊輔の動員力=4万人には恐れ入った、って感じだなあ。