極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

日本 0-0 コロンビア

というわけで埼玉スタジアム。いやぁ、楽しい試合でしたよ。

特に、前半の停滞っぷりがウソのように球が回り始めた後半は良かったなあ。左サイドに流れた高原から中村俊輔と遠藤を経由して中村憲剛に出たあのチャンス。あれは少なくともワクに飛ばして欲しかったですよ。あーあ。
稲本と中田の交代は妥当だったかなあ。なんか、持ち味を「誤解」したのか、それともまだオシム監督が提示するベースを咀嚼し切れていないのか、そんなところだと思うんだけど、二人だけバランスが違ったかも。自分の持ち味?とベースにある組織プレーとのバランスが。「海外組」というのはある意味言い得て妙だと思うんだけど、その海外組の方々は基本、ジーコ時代の特別待遇とは違って、遠くに居るのでなかなか呼べない=試せない、見ることが出来ない、というニュアンスを感じてるんじゃないかなあ。だからたまに呼ばれると、持ち味を見せようとする色気が出てきてしまう。でも、その出し方はハリウッド映画と同じ比率で、決め技過剰になってる感じ。中田もサイドチェンジとか、ロングパスにトライし過ぎ。稲本もインターセプトを狙いすぎ。そんな感じだったかなあ。
オシム監督が求めるのは、もっと外連味の無いベースに、ときどきエスプリ、という比率だと思うなー。まあでも、数回経ればそのニュアンスを飲み込めると思うけどね。中村俊輔のように。