極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

価格破壊

個人情報も安くなったもんだ。三菱UFJ証券の145万人持ち出しで、
テクノロジー : 日経電子版

同社によると、売却されたのは、昨年10月3日から今年1月23日までに、新規口座か資産を一任運用する「投信ラップ口座」を開設した顧客の大半に当たる4万9159人の個人情報。

とあるんだけど、朝日新聞によればこれを名簿会社三社に計32万強で売ったんだそうだ。一社10万として1件あたり2円の計算になるんだけど、こんだけガッツリ大事な情報が付加されたもので2円とは。サラ金に借金あったらしいので(まあそんな動機でも無ければ現職なのに売ったりしないだろうけど)、せっぱ詰まってて買いたたかれたのかなーって思ったりもしたんだけど、この名簿会社三社と、さらにその売却先12社のうち10社は、入手した情報の使用停止要請に応じているとかいう話なので、まあまっとうな会社さんなのかなって思うし、そうなるとそれが相場なのかなあ、って気がするなあ。
いろいろ見てみると名簿系での個人情報の売値は1件20円とか50円とかあるけど、仕入れ2円ならボロいねえ(笑)。
ウロ覚えだったので別記事で数字確かめたら、13社のうち11社だったみたい。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009040800580