極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ザッケローニはほんと白髪になっちゃった。苦労がしのばれる

ウディネーゼからミランのときが一番華々しかったかなあ。ビアホフや読売出身アモローゾ、ヘルヴェグやボバンとかが中核を担ってたっけ。3-4-3大好きで3トップとか当時画期的なアプローチだった。まあイタリアじゃ珍しい、攻めに割と人かける方法論だったので「攻撃的」と言われてるのかな。
しかし、「首相」ベルルスコーニと3バックで対立して(笑)、ミランを追われてからは、就任運に恵まれないというか。あと歴任したラツィオインテルトリノユヴェントスもすべて途中就任だもんなー。だからこの10年パッとしないというのは確かなんだけど、エクスキューズはあるかもね。途中で監督が代わるようなチームは監督に腕があったとしてもかなり難しいけど、それを引き受けるところに職人性を感じる。まーでも結局、そういう引き受け方って損な役回りで、主力が怪我していたり良いメンツが居なかったりでなかなか結果は出せないよね。
あと気になるのは「柔軟性」かなあ。報道とかで知る限り、選手とトラブったりしたことは無かったと思うけど、むしろ3バックだ4バックだという「こだわり」のあたりが良く聞かれていたので、日本のメンツ、日本のメンタリティーを見て最適な戦術を引き出してこられるのか、そういうところが興味深くもあり、気になるところでもある。いずれにしてもしばらくは、何が出てくるのか楽しみな日々が続くなあ。