極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

サッカーの日程問題

電力需要だけの話からサッカーの試合のことを考えてみましょう。
サッカーの場合幸い土日が開催の主なので、まあそれほどシビアにピークと関係しないで済みそうですねえ。ただ、プロ野球とも連携して、同じ日にサッカー野球それぞれで複数東京電力東北電力管内で開催しないとか(例えばプロ野球1試合、サッカーそれぞれ1試合ずつ限定とするとか)、そういう負荷分散が必要になりそうですね。平日開催が必要なときは他の電力管内にするしか無さそうです。となるとおそらく、関東、東北をホームとするチームのホームゲーム開催が減ってしまいそうですが、デーゲームとナイトゲーム、あるいはデーゲーム開催オンリーとするなどで突出したピークを作らずに、かつ全体的な消費電力を抑制する調整が必要になりそう。
そして、おそらくそれでもネックになってしまいそうなのが夏場ですね。
最も暑い時期は春秋の1.5倍くらいになるそうなので(東京電力のPDFの資料:http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/annai/shiryou/report/bknumber/0308/pdf/ts030810-j.pdf)、その時期は土日といえども東京電力管内、東北電力管内の開催は難しいんじゃないでしょうか。そうなると関東や東北をホームとするチームのホームゲーム開催がかなり圧迫されてしまいますね。で、思い切ってその時期は、以前西部謙司さんが言われていたように、北海道とかに脱出してカップ戦(ナビスコカップとか)を集中開催しちゃうってのはどうでしょうか。同時並行的に代表が南米選手権(7月1日〜24日)に参加するとか、柔軟に対応できそうな気がしますがどうでしょうかね。8月は阪神ばりに死のロードちゃって、あるいはお休みして、9月にホームシリーズを行うとか。
リーグ戦が34節あってすでに1節消化しているから、必要な開催日があと33日。ナビスコカップの方はフジテレビのサイト2011 Jリーグヤマザキナビスコカップ - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)によれば、

■予選リーグ ※グループ分け未定
ACLに出場する4チーム(名古屋、G大阪C大阪、鹿島)を除く14チームを2グループに分け、各グループで1回戦総当たりリーグ戦を行う。
※予選リーグ各グループの組み合わせは、2010年リーグ戦順位をもとに、2011年1月1日の天皇杯決勝終了後に決定。
■決勝トーナメント
予選リーグ各グループ上位2チームと、予選を免除された4チームによりホーム&アウェイ方式のトーナメント戦を行う。(決勝は1試合のみ)
※決勝トーナメントの組み合わせは、予選リーグ終了後に抽選で決定する。

とあるので、必要な開催日は6+5で11日ですかね?集中開催にすれば決勝トーナメントでホーム&アウェイにしなくて良いから6+3日で9日になるのかな。
それにあと代表活動と天皇杯があるのか。いやー大変ですねサッカー選手も。
ただ、ナビスコカップを集中開催にして、中2日日程とかにしていけば大会日程は24日間ってことになるんですかね。これを例えば7月中にやっちゃって、7月を除く4月後半から10月までの25週間でリーグ戦を開催するとか。連休などは密度多めにすれば何とかこなせるんじゃないかなあ*1
もちろん、決まっている日程を大幅に変更して、開催地の手当や調整しなきゃならないからめちゃくちゃ大変なんでしょうけど、逆に言えば日程を整理する一つのチャンスでもあるし、従来の進行にとらわれず柔軟に考えたいところですね。
んでせっかくだから義援金付きチケットを売り出すとか、会場で義援金毎試合募るとかして、ガッツリ寄付もするし、経済活動も継続してガッツリ税金も払うし、結果的に復興に力を貸すことに繋げる、という図式にしたいところです。日本が総額いくらのダメージを負うことになるのか想像を絶しますが、ダメージを経済的に補填するには外から儲けてくるのもそうですが、内部できっちり経済活動を行うことも大事ですからねえ。もちろん当面は、特定地域での消費電力ピークが供給能力を上回らないよう調整することが前提になりますけど。

*1:いや、何とかって言っても代表の強化日程とか入れるとけっこう大変ですねえ。