極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

セキュアなVM

★「抜本的対策が必要」――セキュアVM開発の支援に取り組むコンソーシアムの狙い
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0606/29/news018.html
そのうちおもしろいネタが出てきそうなセキュアなVMの話がボチボチ進み始めているみたいだけど、セキュアなVMって某シマンテックが例によって死蔵してしまったデコイサーバーみたいなもん、つまりハニーポットじゃないかなあ。特にアウトバウンド通信の安全装置が付いていて、可能ならば入ってくる通信の制御も行うとか、付帯的な機能はいくつか必要だろうけど、いわゆるゲストからホストに行く道は無く、ホストはゲストのすべてを把握できるという、不可逆的モデルが必須でしょうね。*1
しかしまあ、たぶん問題はそこからで、これは現在のこの手のシステムみんなに言えることだけど、どっかどか出てくるログ、記録をどう解析するのか、そもそも「解析」を行うのか異常事態を検知・検出できればいいのか、とかとかの事後というか、そういう部分の使い勝手が良くならないと、単にセキュアである、というだけでは使うのがたいへん、という気がするなー。もっとも、そういうところがある意味一番難しいところではあるのだけど。

*1:ってかまー、こういうことはわざわざあちきが書かなくても先刻承知でしょうけどねえw。

Windows秘術

XP以降はあまりそういうことは無くなった感じだけど、昔Windowsって使いこなすのには秘術系ノウハウが必要でしたよね(笑)。なんか、ソフトウエアAをアップデートするのに、まずパッチBを入れて、パッチCを入れるんだけど、もう一度パッチBを入れ直す、みたいな秘術w。
某所ではとうに賞味期限が切れている(笑)Windows2000とか使ってたりするんだけど、そういやーetherealアップデートしてなかったなーとか思って更新しようとしたらWinPcap3.1を入れようとするわけですよ>ethereal。オートマティックに入れようとしてくれるのは良いんだけど、前のバージョンが検出されたので、それを削除してからにしてちょ、と言われてしまうわけです。
で、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を見たら、居ないんですよね>WinPcap3.0とか。
仕方なくWinPcap3.0を再度インストールしてみたら、「アプリケーションの追加と削除」でWinPcap3.0が無事出現してくれたので、これを削除すると無事インストールでけました>WinPcap3.1。
いやあ、久しぶりに秘術を習得しちゃったなーヽ(´ー`)ノ。

ベスト4

スイスとの試合ではどうなることかと思ったフランスが復活してきて、ベスト4は本当におもしろい組み合わせ、試合になりそうですよね。
しかし、あれだけ絢爛たるスターを揃えても、それでも活用しきれないと負けてしまうんですね。いや、ブラジルに限らず、イングランドもそうだけど。ある意味、この二チームは「怠って」ましたよね。いろんな意味で。まーでもイングランドはそれでも、10人で絶妙のバランスを偶発的に実現したんだけどねえ。
こういうチームでも怠ると負けてしまうのに、日本が怠ってたら勝つなんてのは横柄過ぎるってもんだよなあ。
次回は、何事も怠らず(監督がそういうことを一切許すとは思えないのが心強いけど(笑))、それこそ暑熱対策から戦術、機動性、モチベーション管理まで、すべてに徹底して妙にやり残したことが無いチームを見たいですね。

引退

早すぎる、と思うなあ。まだ恩讐を果たしてないじゃん。
サッカーの恩はサッカーで返さないと。
そう思うけど、でもきっと、それもまた人生って思うんだろうなあ。
たったの10年だったけど、お疲れ様でした。
・・・てもなんか、中田が居る代表を当たり前のように見てきたので、すんげえ喪失感だなあ。あーあ。ほんとかよ。信じたくないなあ。