極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

なぜかP2P

P2Pがもたらす問題提起について考えてます(仕事しろ、という天の声は置いといて(笑))。
P2Pはそもそも爆発的に拡がる要素をたくさん持っています。根本的に強力なサーバーなどのインフラが無くても簡単に情報をやり取りできてしまう、という性質を持つからです。
しかし、それだけにさまざまな問題点を顕在化させてしまう面があります。
例えば著作権知的財産権の問題。現在アメリカ方面では特にホットですね。源権利者以外の利益を得る方々が特にホットです(笑)。まあ、そちらはどうでもよかったりします。
問題は著作権者でしょうか。かれらの今までの意味での「利益を受ける権利」は、P2Pによって重大な脅威に晒されている、と言えるかも知れません。なぜなら、作成したコンテンツの流通量に応じた収入が得られなくなる可能性があるからです。こりゃ大変ですね。
しかし、TCP/IPの上でも流通量に応じて収入が得られるとしたら?そうしたら何の問題も無いのかも知れません。だからパケット課金(笑)?
というかそれを広げていくと、今のところインフラのメンテナーの運営資金ってけっこうびみょーんだったりしますよね。今までのモデルだと電話代というような従量制が主だったのに、最近固定料金でないとそもそも人が来ないし。でそれもどんどん値下げしてるし。
どうみても破綻しそう(苦笑)。
そういう料金体系になってしまっているのに、今更それを従量制に戻すってのはアホかもしれませんが、IP電話で国際電話もごうごうとかなってしまったら、ADSL年24000円で何でもできちゃいまつ、となるわけで。そうなるとインフラのメンテナーってオカネ取るところが無くなってしまうのでは知れませんか?っていうかどっからオカネ取るんだろ?かなり謎。
いっそ税金にするとか(笑)。イヤだけど(笑)。