極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

内部犯行について

ずっと考え続けています。
昔、会社員という立場がもっと安定的だったころは、内部の人は倫理観がもっと高かったと思うんですが、どうでしょうかねえ?「転職」とか「実力主義」とか、そういう時代になってから内部犯行は増えてきたような気がします。これはアメリカが流行らせた考え方と言えるのでしょうかねえ。転職すれば実力次第で「次のステップ」に進めて待遇も良くなる、という幻想の時代を経て、アメリカのように全体的な職業モラルが低い社会になってしまったような感じなんですかねえ?
そういう時代であっても、システムや仕掛け、そしてルールと同等に、心理的なハードルを設けることが有効なセキュリティ対策であると思っています。