極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ウイルスの実際の被害って

ウイルスについて説明せねばならないんですが、昔のようにわかりやすいウイルスって少ないし、その実際の被害ってどんなものがあるのかなあ?って考えてます。脅威度みたいなものを見ても、低とかせいぜい中レベルくらいのものが大半みたいだし。わかりやすくないってことは、それだけ致命的な度合いが減っているってことなんですかねえ。
もちろん正論では、対策は必須なのだけど。実際に被害が実感されないと、なかなか切迫感持ってもらえないよねえ。
今後はおそらく、ボットネットに組み込まれてフィッシングやspamの片棒を担いだのがバレて罰金食らうとか、あるいはもっと直接的にIDやパスワードあたりのネタをロギングされてしまい、経済的なダメージを被るとかってのが想定されてくるところなんだけど、その段階まで行かないとウイルス対策ってのはもう一歩進まないような気がするなあ。