極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

前園

前園は文字通り「天才」だったのかなあ。それも自分が本当の意味で「燃える」状況でないと、パワーを発揮できないタイプの天才だったのかもしれないなあ。
32年振りのオリンピック、その先の海外移籍。そういう状況が前園をあれほど燃えさせたんじゃないかなあ。もし、移籍がかなっていたら、オリンピックに匹敵するような燃える状況が継続していたと思うんだけどねえ。その状況が続いていれば、もしかしたらアメリカW杯のときに前園をエースとして頼むという状況になっていたかも知れないし、そうなるとさらに状況は継続し、前園はさらに多くの何かを残していたかも知れないなあ。もちろんればたらでしかない話なんだけど。
しかし、すべては叶わなかった夢でしかないすね。
今はあの前園のワンツー、ドリブルの鮮烈な記憶を蘇らせて、静かに乾杯するしかない。寂しさを押し殺して。