極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

職員名簿流出:ウイルス感染偽装し故意に? 千葉県の病院

奇妙な首都

ウイルス感染の場合、パソコンに保存されたデータが圧縮ファイル形式に変換され、パソコン所有者も知らないまま流出してしまう。ところが、今回の職員名簿はウイルス感染した場合とは異なる形式の「テキスト」ファイルだった。しかも、検索時にウィニー利用者の興味を引きそうなキーワードがファイル名に含まれていた。ウィニーにはファイルをアップロード(転送)できる機能もあり、病院に悪意を抱く人物が故意に流出させた可能性が高い。

Winnyネット経由で中傷ビラと同等の嫌がらせかあ。ますます普通の人が普通に利用するようになってきた、ということだろうなあ。
しかし、こうやって偽装が中途半端だと、結局ソーシャルな捜査でバレちゃうそうですね(笑)。この情報に誰がタッチできたのか、Winnyソフトウエアはどこに入っているのか(入っていたのか)、どこからどういう通信が流れたのか、などの材料をそろえれば、トラップも含めて怪しい人を落とすことができそうな気がするなー。怪しい人がシステム管理者だったら一気に困難になるけどね。