「Jリーグ」のマネジメント―「百年構想」の「制度設計」はいかにして創造されたか
- 作者: 広瀬一郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/09/30
- メディア: 単行本
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で、読んでるんですがおもしろいですねえ。制度設計のところまで読んだんだけど、Jリーグの理念先行というある種特異な成り立ちが読めてきます。同時に、制度設計者の冷徹な事業家の読み、みたいなものもおもしろいですね。企業に入って仕事をこなしたサッカーマンというのは、スポーツビジネスとしては理想的な人材なんだろうなあ。
しかし、グランパスが当初マラドーナを呼ぼうとしてたとはねー(笑)。麻薬でぽしゃったけど、実現していればポンコツリネカーよりよほどすごいことになってたと思うんだけどなあ。いやーかえすがえすも惜しかった。
とはいえ、ストイコビッチという得難い選手を獲得できたので、それもまた人生、ということか(笑)。
というか、この本(まだ前半だけど)で一番衝撃的だったのは、39ページの図だなあ。まだ構想段階で参加団体を募っていたときのプレゼンテーションサンプルが掲載されているんだけど、なんとまああちきの地元の船橋市のサンプルなんだよね。
ああ!船橋でワールドカップ開催してくれてればなあ!!