極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

もの作りへの認識

しかしみなさんWinny好きだよねー(笑)。ってかまあ雑誌とかでイロイロと煽られていれば、使ってみたくなるのもわかるけど、基本的に著作権っていうか、いろんなコンテンツを作ることへの尊敬というかね、なんかそういうのがどんどん薄れてきている感じがするなあ。「尊敬」ってのはちょっと違うかな。「尊重」?
あちきももの作り好きだし、文章書いたりプログラム(最近書いてないけど)書いたりするわけですが、そういうものはいまどきタダで読める使えるのが普通、ということになっちゃってるよね。ニフティでマックのシェアウエアとかフリーウエアをダウンロードして使っていた時代は、良いものにはお金を払ったげようよ、というのがもうちょっと有ったような。もちろんいろんな議論があるのは知ってますが、あえてざっくり言うとw、Linuxが出てきてから、ネットにコンテンツが載るようになってからタダが当たり前、カネなんて払うものなの?みたいな感じになってますよね。ブログもメールもタダが当たり前だしね。
ってか今はコンテンツメーカーの権利関係を管理している会社、団体が、(ひょっとすると自分たちの既得権益を守ろうなんて考えつつw)現在のインフラ上でどうやって商売しようか悩んでるけど、直販に近いモデルが成立するまではタダ乗り文化は続くのかなー、なんて予想してます。タダ乗り文化な間は、きっとWinnyが消えてもフォロワーが出るだろうし、もしかしたらもっと匿名になるかも知れないし、さらに厄介になることも十分想定できまさぁね。今なんて単に愉快犯的な動機で山田系が派手に動いているけど、Winnyにもっとヤバイ機能が入っていたらもっとたいへんなことになるわけだよね。そういう事態になったときどうすりゃいいの、とか思いますよ。それこそ免許制かよ、とかね。
きっちりものを作ってる人にお金なりが渡る仕組みを構築しないと、飛躍するとそういう社会的不安を抱え込むことにもなる、ということなんだろなあ。風が吹けば桶屋が儲かる的推論だけどw。