Winnyってもう糸冬了だと思ってたのに、まだやってるのか(苦笑)。ってか高木さん日記を読んで思ったんだけど、やっぱ人って自分が信じたいことだけ信じるのかなあ、という感じすね。
Winnyは悪くない、という意見もまだ根強いんですかねえ。IPAで相談受けてる人の話を横で聞いていると、Winnyネットに情報を漏洩されてしまったおかげで家庭が崩壊したり、会社を辞めざるを得なくなったり、社会生活に重大な影響を及ぼすことになってしまった例は枚挙にいとまがない状態なんすけどねえ。その状態を何ともできないっていうのは、結局仕様そのものに欠陥があったからじゃないのかな?
一方で使う気だけを煽るメディアとかが居て、一方でなんとかリテラシーを向上させようとか、安全教室したりとか、その煽りの手当に必死、になっているのが情報セキュリティ界隈なのだけど*1、Winny付近では「これなら安全!」と言いつつそのネタがほんとかよ、という話だったり、拡張子偽装にすらマトモに対策できていないという状態なんですかね。匿名ぽく見えるところから、煽りとか祭りとか匿名の負の部分がモロに出てる感じだしね。
何でも制御管理すべき、という話ではないけど、安全性を意識せずに実装されたネットを少なくとも素人が使うように煽っちゃイカン、ってことですかね。難しい議論してる人たちも、結局は「馬鹿は手を出すな」って言ってるみたいだし*2。
てことは、以前この日記でもネタとして書いたように、Winnyも免許制にすりゃいいんですかね(爆笑)。免許を取るための試験も結構ハードで、少なくとも9割は得点しなきゃダメで、さらに実技試験としてリアルインシデントレスポンスとかあったりしてねw。ってか何があってもだいたいのところは自前で対応できるような人じゃないと、おそらく使いこなせないだろうしなー。
で、そのハードな試験に受かって免許を受けた途端、完全に匿名じゃなくなる、というオチ(爆笑)。