極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

SNSの研究


という本の執筆に参加しました。6月12日刊行予定です。
概要はこんな感じ。

ソーシャルメディアが開くコミュニケーションの未来

日本のSNSソーシャルネットワーキングサービス)は、2004年2月にGREEmixiが相次いでサービスインしたことにはじまります。それからわずか3年で、mixiは「ミク中(ミクシィ中毒)」という言葉を生むほど数多くの愛好者に支持され、日常的なウェブサービスとしてすっかり定着しています。

しかし、2007年頭前後から、プライベート情報の流出や、狭いコミュニティでの交友関係に苦心する「ミクシィ疲れ」といったネガティブな出来事も目に付くようになりました。一方では、ケータイ端末でのSNSが急速に規模を拡大しているほか、ブログとSNSの特徴を併せ持ったような「ミニブログ」と呼ばれるサービスが次々と台頭してきています。

このように日本におけるソーシャルなインターネットメディアは、ひとつのピークを迎えて次の段階へと移っているようです。本書では、ソーシャルネットワーキングが日本でどのように受け容れられてきたかを振り返るとともに、今後さらなる発展の可能性や、解決すべき問題点、そして新しいサービス形態の萌芽など、多角的な視点からソーシャルメディアの現在と未来を検証します。

お値段は1554円です。よろしくー。