極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

中国代表

昔上海に住んでたとき、地元の人と一緒に上海申花のゲームをけっこうな雨にもめげず見に行ったことがあるんですよ。相手は大連だったかな。その二チームがまあだいたい優勝候補で、たしか見に行った年の前年は上海が制覇したんだっけ。
そのときにオリンピック代表だった上海の14番、深思だったっけな。あの選手の攻め上がりとクロスが「いいなー」って感じで、雨の中だったけどサッカー楽しめたわけです。んで、大連の5番が代表のレギュラーで、なんか代表らしく落ち着いた、練度の高いプレーを見せていたんですよね。
そのころはまだ日本代表もフランスに行ってなくて、名波とか前園とかが台頭してきて「そろそろ悲願達成なのか?・・・でもワールドカップってそんなに簡単には行けないよなあ」という、心持ちだったんだよなー。っていうか、目の前のオリンピック代表、代表選手が見せるスピードとパワー、そしてスキルと落ち着きに、「むしろワールドカップには、中国の方が先に行くんじゃないのかな?」とか思ったくらいです。
でも、こないだの試合を見る限り、それは完全に間違いだった、と思えますね。個別の選手がどれだけ世界三大リーグ付近で能力を発揮しても、チームになると集団発狂してしまうようでは、ワールドカップなんて行けるわけがないんじゃないのかな。広義に東アジア、あるいはアジアのためには、中国はもっと強くあってほしいんだけどねえ。