極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

季節感

近所の本屋でSF本をプチ特集してて「夏になるとなぜかSFを読みたくなる」というのが惹句として書いてあったんだけど、「おーまさにその通りな感じ」って思った。最初にSFを本格的に読んだのって小学校二年生のときで、ヒューゴ・ガーンズバックの「ラルフ124C41+」だったなあ。学校にあったその一冊をほぼ一年半くらい借りっぱなし(何度も何度も借りたんですよ)だったと思う。エアカーテンがお気に入りで、「あー涼しそうで清潔そう」って思っていたっけ。その後たしか小学校4年くらいのときに星新一を読み始めて、6年のときに筒井康隆を読み始めたかなあ。小松左京とかのSFな人たちに本格的に出会うのは中学の時。
で、確かに夏休みって読書してたんだよね。昼寝して読書。学生の時は、夏休みって悠久の時の流れみたいなものを感じられる期間で、あるときは角川文庫とかを夏休み直前に買ってきて、机の上で未読の山を既読の山に移したりしながら読んでたっけ。
あと、年末年始の大晦日→元旦は、いつもSF読むなあ。いやSFに限らず、とっておきの本を読むかも。
で、その本屋のフレーズは、本読みのそういうこだわりとか、読書の食感というか、夏休みのゆるくて暑い雰囲気や、そういうものが壮烈にフラッシュバックする、すごい惹句だと思ったわけです。