極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

日本 0-0 オーストラリア

惜しかったなあ。
たまに見せるしょぼいミスがご愛敬になるくらい、守備は集中してたと思う。迂闊なパスからのヤバイ展開というのもほとんど無かったし。他の、例えば中東勢とかのように挟み込み一発、という奪い方ではなかったけど、がんばってよくボール取ってたしなあ。
だけどそれは相手にも言えて、オーストラリアは守りが巧いなあって思った。最後の一歩、一触で日本の攻撃を成就させないというかね。読みがスゴイというわけではないんだけど、忠実にチャンスのレベルを下げにくる感じだったかなあ。ただまあ、そんな固い守備に対し、崩すところまで持って行けたのは大きいかな。最初の30分くらいまでは試合勘的なボケ判断が散見されて心配だったけどね。
欲を言えばあとは、攻めの精度、というより緩急をつけたいところかなあ。実際急激なスピードの変化には明らかについて行けていないというのが見えていたしね。あとは、外して、間髪を入れず次に出す、というリズムを出したいところだなあ。日本人の敏捷さを生かせ、ということはパパオシム以来言われているけど、ほんとうに敏捷さを生かすには、ククッと外して即次の仕掛け、という時間の使い方ができなければ、って思うんだよねー。そこが日常的に出てくるようになると、大柄な相手に対してはアドバンテージになると思うなあ*1

*1:実際、ヨーロッパで活躍しているのは、技やキレで作った時間を有効に使っている選手が多いよね