極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

オランダ 3-0 日本

日本はここぞってときの、あるいはその一つ前のところでのバックパスが多いなあ。これはセンスの問題なのか、あるいは勇気の問題なのかわからないんだけど。良い形を作るためのタイミングや仕掛けがわかっているのに、ときにバックパスに「逃げてる」ように見えるなあ。
あと残り20分くらいからの運動量はいつもの課題っていうかねえ。
これから死ぬほど鍛えて60〜70分のペースで90分行くつもりなのか、それともペース配分を身につけようとしているのか、どちらなのかが見えないんだよなあ。そこがちょっと不安だなー。おそらく現実的なのはペース配分を身につけつつ、鍛えて徐々に運動量を上げることだと思うんだけど、定量的に見てみないとわからないけど良くなっているのかなあ?
そういえば闘莉王って最近試合出てないんだっけ?仕掛けのパスでのミスが目立ってたけど・・・。最終ラインからしっかり組み立てられるようにならないと、オランダクラスと戦うときは厳しいよなー。
一巡回してコメントとか見たけど、甘いところは見逃してくれない、というのは確かな実感だと思うんだけど、日本の場合その甘いところを作りやすい組み立てになっちゃってるところが問題な気がするなあ。バックパスの問題もその一部なんだけどね。戦術的理解度というか、要するにサッカー頭がまだまだだなあ、とも思ったなあ。
中田英寿名波浩が居たときは、相手が嫌だと思うパスをバランス良く、あるいはもっと過激に入れるメンタリティ、感覚を持っていたので、それで日本はおもしろかったんじゃないかなあ。今はちょっとコンサバティブ過ぎるような気がする。
海外組として中村俊輔が凱旋っぽく合流したりしていた頃は、相手が嫌だなあって思うパスを混ぜるセンスを見せてくれたけど、今は全体が同じメンタリティというか、ボールを失わない方面に重きを置きすぎている気がする。おそらく監督の意識付けがそうなんだろうね。
ということはもしかして、ここから先の話は岡田監督にとってもかなり正念場なんじゃないのかな?フランスの時は選手がある程度やってくれてたけど、相手にとって嫌なパスを混ぜていく勇気というか、そういうものを植え付けるという面で。