極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

Googleストリートビューの話

Googleマップストリートビューの悪質な二次利用については訴訟も、さらに今どこを撮影しているかをネットで告知 - GIGAZINE
またなんか極端な方針が出てきたような気がするなあ(笑)。

つまり、Googleが撮影された本人の代わりに場合によっては裁判や削除要求を行い、それでも受け入れられない場合にはGoogleの検索結果から消えてしまうそうです。

っていうか「Tangible ROI through Secure Software Engineering」とかにもあるけど、よく言われるように設計段階でのセキュリティホールの修正コストを1として、実装時には6.5倍、テスト時15倍、運用開始後なら60倍のコストがかかるという典型的な例を見てる感じ。
それにしてもGoogleって、世界に類を見ない野心的なことをいきなり始めちゃう割に、世の中目線での検証とか理論武装とか足りないよねー。良くも悪くも「技術の会社」という気がしてならないなあ。もしかしたら、うっかりコンサバティブなコンサルの考えを聞いてしまうとチャレンジできない、と思っているのかも知れないけど、にしても足場が弱すぎるというかね。