極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

コンテンツ「メーカー」の過激化

Expired
それ見たことか的な言い方はいやーんwだけど、こうなることは十分に予見できていたことですよねえ。ブログが出てきてからこっち、誰でもすぐにコンテンツメーカーになることができる。しかし、コンテンツを出し続けることは誰にでもできるわけじゃないですからねえ。普遍的な生活体験しかしていない人たちや、経験値が少ない若年者がコンテンツに行き詰まるのは見えてるわけですし。ブログならまだ疲れて止めるとかいう手もあるけど、コミュニケーションを失うことへの恐怖が大きい若年者とかは特に、アクセスを繋ぎ止めておくために何でもするようになりますよね。自分を切り売りし始めるというか。そのいい例がプロフとかですよね。プロフの過激さといったら、もう性犯罪者ホイホイみたいなもんですよ。
今回その切り売りの舞台が動画になってさらに過激になったってことですよね。動画は文章や手書きのイラスト、画像よりもさらに制作コストがかかるわけで、それだけ行き詰まるのも速いでしょうし、過激化するのも速かったってことでしょうかね。
一度こういうのが流行ってしまうと、法律とかの規制が無いと終息させるのは難しいかも知れませんね。しかし、映像による生放送ってその人に近づきたい犯罪者にとっては良い材料を提供しちゃったりするわけで*1、嫌な予想だけどストーカー的事件が起きてしまう可能性が有りそうですね。そうなる前に何とかしたいけど、すぐに何とかできるのっておそらくはニコニコな方々くらいなんでしょうかねえ。
あまりシステムを作る人に規制っぽいことをかぶせて自由を奪うというのはこれまたいやーんだけど、こういうシステムを設計するときには、社会システムとして仕組みが適切なのか、影響はどうなのか、ということを考えるべきなんじゃないかなあ。

*1:ライブだから情報コントロールのミスも起きやすいでしょうしね