極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

会津

実は会津ってけっこう行ってるんだよね。といってバリ土地勘が有ったりするわけじゃないんだけど、妙に鼻が利くんだよ(笑)。
先日の会津、ミニキャンプ東北は開催前日入りしたんだけど、その時に泊まったホテルが大阪屋さん。
会津若松 ホテル 大阪屋ホームページ
入り口はちょい古めのホテルだったんだけど(何となくだけど昭和40年代風(笑))、あっしが泊まった新館はめちゃ綺麗で部屋がものすごく広かった。普通のビジネスホテルの部屋の広さの1.5倍くらいはあったかな。仕事できる机も二つあったし、リクライニングチェアも置いてあったしね。
んでそのホテルの真ん前にあるイタ飯屋がうまそうだなーって思いつつも、当日は地元で知られた居酒屋とかで合流したのでそこには行かなかったんだよね。そうしたら合宿がハケて帰る段になってEyes, JAPANの山寺さんに「この店行かないとかあり得ない」とか言われてしまいました(笑)。最後は1時間だけそこでディナーして、旨そうなお肉を大量に余して帰路に就いたんですけどね。それにしても会津はもう夜は涼しく、しかもどこも飯が旨くて堪能させていただきました。まさに食欲の秋が近づいてる感じでしたね。というわけでこれが今週のお題「秋の気配」です(笑)。

火星の人

火星の人 (ハヤカワ文庫SF)

火星の人 (ハヤカワ文庫SF)

何気なく読み始めて電車とかで読んでいたら、なんといつも乗っている路線のあっしが乗ってるのの一つ前のが人身事故になっちゃって、駅間に1.5時間とか閉じ込められたのでガッツリ読んで読み終えました(笑)。
系譜としては解説でも言及されている「ゼロ・グラビティ」系列であり、地球スケールの無理矢理災害でも陰謀でもなく、科学がストーリーを動かすというものだ。火星に取り残された主人公が、次々に起きるトラブルを知恵と知識の力で乗り超えていく。これがとてつもなくおもしろい。解説にも書かれているけど、この主人公の不屈とユーモアは、修羅場に遭遇したときに見習いたい態度だ(笑)。知恵を武器にトラブルに対峙するときの、あのアイディアを生み出す横展開思考とか、そういう視点からも興味深く読めた。
ちなみに本の帯によると20世紀FOX映画化決定、だそうだ。良い脚本になるといいなあ。
系譜をさらに遡ると、あの名作「渇きの海」にたどり着くと思うんだよね。クラークの中ではあまり有名ではない?けど傑作。この系譜の欠点とでも言うべきものは、なかなかフォロワーが無い、ってとこなんだよな(笑)。そういえば90年代〜2000年あたりにSFには火星ブームってあったと思うんだけど、そのフラッグシップだったキム・スタンリー・ロビンスンの三部作最後Blue Marsの翻訳って何で出ないんですかね?
レッド・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

レッド・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

レッド・マーズ〈下〉 (創元SF文庫)

レッド・マーズ〈下〉 (創元SF文庫)

グリーン・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

グリーン・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

グリーン・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

グリーン・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)

Blue Mars (Mars Trilogy Book 3) (English Edition)

Blue Mars (Mars Trilogy Book 3) (English Edition)

なんと、グリーン・マーズの翻訳出たの2001年か(笑)。もう13年も経ってるやん。
ってか今Kindleで買えるんだよな(笑)。ペーパーバック前に買ったのどこかに埋もれているからkindle版買って読もうかなー>Blue Mars
ってか太陽系動乱出るんだねー。
2312 太陽系動乱〈上〉 (創元SF文庫)

2312 太陽系動乱〈上〉 (創元SF文庫)

2312 太陽系動乱〈下〉 (創元SF文庫)

2312 太陽系動乱〈下〉 (創元SF文庫)

っていやー今時はなんかWebにいろいろ出てるモノで、この太陽系動乱の渡邊利道さんによる解説がWebにありました。
http://www.webmysteries.jp/sf/watanabe1409.html

創元SF文庫では、件の〈火星三部作〉のうち、『レッド・マーズ』『グリーン・マーズ』が翻訳刊行され、とくに『レッド・マーズ』は星雲賞にも輝いて好評だったのだが、なぜか完結編となるBlue Marsの翻訳が未刊行なままとなっている。〈火星三部作〉では、物語は二百年に及ぶ長い時間的スパンを有し、本作よりもずっと細やかに政治や自然が描かれており、九〇年代に比べさまざまな社会的矛盾が噴出している現在の日本で、より受容されやすくなっているようにも思われるし、今回ひさびさに長編が紹介されたことでシリーズ全巻刊行の機運が熟すことを期待したい。

キム・スタンリー・ロビンスンの著作って爆売れしてる感じは無いけど、どれも非常に面白いからここはぜひ太陽系動乱の売れ行きパワー(笑)でグリーン・マーズ翻訳を進めていただきたいすね。

SECCON長野大会、CTF for GIRLS、そしてCTF for biginners

長野大会、ようやく募集開始です。お待たせしてすんまそん。
SECCON 2014 長野大会 DNS Security Challenge
DNS Security Challengeと銘打ち、DNSまみれの二日間、解析ありーのクイズありーの、そして勉強会もありーのでがんばります。盛りだくさんすぎてみなさん大変なんだけどね(笑)。
昨年同様信州大学さんのSASTecをお借りして開催します。広ーーーい会場なので25チームまでエントリーできますが、ご応募はお早めに。
ちなみに懇親会も開催する予定っす。
GIRLSも今度はショートバージョン開催すね。
第2回 CTF for GIRLS - SECCON 2014
今度のお題はネットワーク。Wiresharkまみれ(だけどスイーツもあるよ)の2時間。10月17日(金)渋谷ヒカリエ21F DeNA本社で開催です。
こちらもお早いご応募をお待ちしてまうす。
そして、こそっと告知(予告)が入っているのがBiginners。11月1日(土)初の関東外、ってか九州遠征しちゃう感じです。場所等の確定までもう少しかかるんですが、近日募集開始予定なんでお待ちくだされ。
第3回 CTF for Beginners 募集ページ - SECCON 2014

実践 パケット解析 第2版 ―Wiresharkを使ったトラブルシューティング

実践 パケット解析 第2版 ―Wiresharkを使ったトラブルシューティング