極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

グリーン・マーズ

グリーン・マーズ〈上〉 (創元SF文庫)グリーン・マーズ〈下〉 (創元SF文庫)いま本の整理ってヤツをやらされてたりするんだけど、えてしてこういうシチュエーションでは必ずと言って良いほど「あ、この本なつかしー」などと言いつつ再読し始めてしまうものなので(笑)。で、このグリーン・マーズの圧倒的なリアリズムに再び触れていたりします。というかこのシリーズ、リアリズムというより何かこう群像劇のようだっていうか、世の中いろんなヤツが居て、いろんな政治信条やら宗教やらを信じていて、いろんな考え方や意見を持ってるヤツが居るんだよなあ、ということを再認識させられる感じがありますねえ。
この作品が書かれたのは90年代だけど、そのあと世界のムードって9.11で一変した感じはありますよね。政治状況はより複雑になってきたし、文化の問題もより色濃く出てきているような気がしてならないなあ。そういうときこそ、次の作品が読みたかったりするのだけど、すでに4年を経過してもまだ出ないよお>翻訳。続きまーだー(チンチン)?とか言ってみる。
火星、行ってみたいなあ。