セキュリティのプロセスって本来一般的な業務の中に埋め込まれているべきだと思うんですが、ここんとこのいろんなところのコンテンツの傾向を見ると、だんだんそういう方向に行きつつあるように思えます。例えば@ITとかでも、ちょい前ならセキュリティでやってたネタをネットワーク管理とか、サーバー管理とか、そういうカテゴライズになってきてるし。
ってそういうノリでこの本を作ったんですけど、まああまり売れてないすね(笑)。
実践 企業情報 ネットワークの保護管理 ~セキュリテイの意識を具現化するためのガイドライン
- 作者: 宮本久仁男,岡田良太郎,伊原秀明,園田道夫,松本直人,上野宣,西山佳克,谷口星彦,國方多真紀
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2004/12/03
- メディア: 単行本
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まあでも、今同じ企画をするとしたらまた違う構成になるでしょうねえ。コストパフォーマンスの話も入れなきゃならないだろうし、もう少し大規模ネットワークを意識したことも考える必要があるだろうし、インシデントレスポンスのところは体制論が主なんだけど、そこも増強したいしねえ。クライアント管理もかなり様変わりしてきている面もあるし。
しかし、この本作るときはとってもいろいろあって(笑)、かなりたいへんでした。そういう思いはもうしたくないんですが、でも改訂?してみたいところではあるですねー。
・・・ってなこと脳天気に書いてると、不義理を重ねっぱなしのあちこちに申し訳ない、ということに気づいたですよorz
ごめんなさい>各方面。