極楽せきゅあブログ

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銀齢の果て

銀齢の果て

銀齢の果て

昔から試験前とかになると無性に本が読みたくなったりするんですが(笑)、もろもろ差し迫ってはいるものの読んでしまいましたよ。筒井康隆の最新作。
老人たちがひたすら殺し合うというだけなのに、ぐいぐい読ませますね。なんていうか、新しさは無いんですが、でもこのリアリズムと恐怖ってのは凄いなあ、って思います。長老化すると話がどんどん延びていく傾向がある中、その物語の適切な長さ、というのの見極めもさすがですねえ。勉強になります。