極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ポストスクリプト

「5分でわかるWinny経由重要情報の漏洩させ方〜超極悪、ウイルス対策もパッチも拡張子チェックも効き目無し!」、というのを作れば、Winnyユーザーの不安を煽ることができるかなあ(笑)?こういうネタだと一般紙メディアも食いつきそうかもね。
本にするなら表紙のアオリに「誰でもアッという間に自分のPC晒しサーバーを構築できる(プゲラ!!」とか入れてヽ(´ー`)ノ
ってな悪ふざけは抜きにしても、昨日の本屋に限らずあれだけ書籍雑誌がウイニーウイニー言いまくってるってのは、それだけ好調だからってことであって、ってことはWinnyの使用に不安を抱いているユーザーが多いってことは言えるんだろうなあ。
でもここから先が問題でw。
ノード数が減ってなくて相変わらず50万〜60万てことは、不安を持っていても、それでも使ってるヤツが多いってことなんでしょうね。あちきの日記なんかにも「使い続けたい!」という渇望(苦笑)をもとに検索してきてるヤツが多いけど、そこで使い続けること自体危険である、ということを読んでる人もまあ居るわけで。一方でそういう雑誌が売れるってことは、やはり「不安だけど、使い続けたい!」ってヤツや「これで安心だ!またがんがんダウソするぞー!」ってヤツ、それに「ぇ、あんなK察ファイルとかこんなG衛隊ファイルもゲトできんの!?」ってヤツが多いってことなんかなー。おれが事故らなきゃいいやー欠陥バイクGOGO!みたいな。
度し難い(苦笑)。
ってかこれだけ漏洩が後を絶たないところを見ると、そもそも対策も何もあったものではなくて、ウイルスにかかりまくってるユーザーも多数居ると考えるのが自然だしなあ。そういう方々はパッチ当てだとかウイルスチェックすらやってないんでしょうね。そういう状況ならおそらく、オバフロ向けパッチを公開したとしても漏洩は減らないだろーな。
そういう方々に関わって漏洩させられちゃう人は気の毒としか言いようが無いけど、やはりWinnyのおかげで人生悲惨キャンペーンを打つか、それこそWinnyネットワークそのものを攻撃して他人のキャッシュ削除しまくるとかやるくらいしか手が無さそうな希ガス。って武田さんがおっしゃられていたけど、論点はやはりサイバーテロ対策に近いものがあるな。
それくらい腹をくくらないと、現状は変わらないということか(苦笑)。