極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ウォーク・ラリーinカイザースラウテルン(後編)


チケットをゲットして急いでいたわけですが、なんかですねさすがに人もちらほら少なくなってきていて、てことはもうすぐ始まるんじゃんってなことでさらに急ぐわけですね。
ところが、スタジアムでどこに入ればいいのかがよくわからないんですねこれがまた。敵同士が一緒にならないようにとか、いろんな思惑があってチケットは赤青緑黄の四つのブロックに分けられていて、それぞれの入り口でしか入れないんですが、あちきの目指す赤い入り口がとにかく見つからないんですよね。駅から線路をくぐると、右が黄と緑、左が青って書いてあるんだけど、赤は見当たらない。見た感じ赤は正面ぽいんだけどね。
とりあえずちょっと歩いてみないと情報が無いし、案内の人も見当たらないし、右に行ってみますか、とか言いつつ歩き出してみたらどうも違うっぽい。黄色い入り口が見えたところまでけっこう歩いたんだけど、結局そこでも「そこ戻って行って下さい」って言われて戻りました。
すると赤はこちらっていう標識が途中までは見えていたんだけど、そのうちに消えてしまう。それも赤だけではなくて標識が一切無くなるんですね。いやー、でもこっちっぽいんだけどなーとか思いつつ歩いていくといきなり青い入り口が。青い入り口ってことは通り過ぎたってことか?って思って引き返してくると、そこで日本のテレビ局の人に「すいません、ちょっとお話お伺いしても良いですか?」とか捕まっちゃったんですね。普段ならネタで応じる(笑)んだけど、ちょっと急いでいたので「あ、すいません、ちゃんとチケットは持ってますよ。入り口が違うので下りてきただけですから(チケットが偽だったとかいうネタっぽいのとは違うのであしからず)」「あ、そうですか。チケットお持ちのようなのに下りてこられたのでおかしいなーと思ったんですが、それは良かったです(ウチラにとっちゃ残念だけどな)」という声と、声なき声を背中に聞きつつ、それを横で聞いていた怒れるお姉さんとさりげに同行しながら赤い入り口を目指すわけです。
途中怒れるお姉さんが警官に「赤はこっちですか?ほんとにこっち?」とか達者な英語で聞いてくださったんですが、どうも要領を得ない雰囲気だったので、さらに行った先のチケットピックアップな場所(そう!ここは最初に間違えて来ていた場所なのでした。本日三回目のお目見え(爆笑))の若いお兄さんに聞いてみると「赤はそっち。ラウンドロータリーに行ったらそこで確認してみて」というお答えでした。怒れるお姉さんは「ほんとかなあまったくもう」とまだお怒りだったんですが、あちきは正直ここに至ってようやくではありますがピンと来ましたよ(遅)。確かに、いかにも入場口が無いっぽい道、上り坂の道が途中一本だけあったんですね。かれの言うラウンドロータリーのあたりに。そこは違うかなーと思いながら通り過ぎてたんですが、そういうところに隠し道路があるんですねやはり(って隠れてるわけじゃないけどねw)。
で、大急ぎでそのポイントまで戻って、どうみてもスタジアムには通じていないっぽい住宅街を抜けると(柏スタジアムかよw)、ありましたよ入り口が。赤いのが。
道中一緒になった怒れるお姉さんとはそこで分かれ、人気もすっかり無くなった入り口を抜けると、ちょうど代表チームが整列してるところでした。しかもオーストラリア国歌はすでに演奏中。
こうしてあちきは、前から7列目で周りにはほとんど誰も居ないっていう席にトーゴ協会代表として(爆笑)着席したのでした。あ、いや、もちろん「着席」は国歌が終わってからでしたけどね(笑)。

ってかまーちゃんと事前に確認すりゃあ良かったよ。いろいろとね。まあこれもネタっちゃネタですけどねw。

ちなみに、怒れる綺麗なお姉さんは、たぶんこの方じゃないかなーって思っていたんですが、おそらくそうみたいですね。リンクした先のブログで愚痴っておられます。その節はお世話になりました。